名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です...
2023/05/26
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
今日は、会社の運転資金が枯渇して、支払いができなくなってからのことをお話したいと思います。
本当なら、「厳しい」と思う前に相談に来て欲しいものですが、多くの経営者は、リスケしたあとに相談に来られます。
この時点で、銀行の判断は、倒産予備群になる訳ですが、一般的にリスケが許されると、一気に元金の返済を猶予されるので、月々の返済額が減るので、ほっとしてしまい、目に見える努力をしないまま、更に売り上げが下降し、倒産してしまう企業が多いと聞きます。
私がコンサルしている会社は、ほとんどの会社が約定返済に回復していますが、その時にやったことについてお話したいと思います。
先ずは、経営者の自己診断をしていただき、強みや趣味などを教えてもらいます。
そこから強みを知り、それを武器にできるようにします。ライバル社に勝てる武器を磨いて、強い武器にできないと、たちまち競合他社に飲みこまれてしまいます。
次に債権債務の目録を作成して、状況によっては、事業計画書を作成して、債権者に送ったり、銀行と支払いの調整をします。
債権者の協力を得ることができないと、そのあと、銀行預金の差し押さえをされたり、取引先の債権の仮差押えをされることもあります。
私も、再建するために代表取締役に就任した3日後に仮差押えをされたことがあります。
そうなると、更に再建が厳しくなります。
よって、場合によっては、取引のない銀行にも口座を作って、万が一の準備をします。
それから得意先との取引の内容について調べ、適正価格で取引しているのか?不利な条件なのかを調べます。
先ず、経験則上8割の企業は、ここが甘い企業が多かったのです。
経営者は、永年自社のことしか見ていないし、知らないので、この辺のところを知らない人が多いのです。
場合によっては、私が全て、交渉したりもすることがあります。
「事業計画書」を作成する意義というのは、自分に対する所信表明です。
ところが、ほとんどの企業は作成しません。
今は経営状態が悪いけど、将来確実に約定返済に回復して、どんどん業績を上げるから支援して下さい。という表明なので、こうしたことを書面にしておかないと、自分に甘えてしまい、長期間再建にかける意識がぐらついてしまうのです。
私は、「企業再建」は、戦だと思っているのです。自分の甘えに勝つか?負けるか?の菖蒲だと考えています。
負ければ倒産。勝てば英雄です。
この辺の意識の構築ができるかで、勝負は決まるのです。
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