名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です...
2023/05/27
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは、今日は昼から暑くなりました。
今日は、私がどん底に落ちた衝撃な事件のお話をします。そして、どうやってその災難に対処して処理したのかのお話をしたいと思います。
私は、93億もの負債を抱えているホテルを外食事業部として別会社を設立して、当時珍しかった石窯、薪で焼くピザ&パスタ店オープンして3億ほど売り、これがホテル再建の肝になりました。
その後、ホテルとこのお店を売却したあとに、社員の雇用を守るために、定借で借りた650坪の土地に大型焼肉店をオープンしましたが、すぐに狂牛病の風評に巻き込まれ、敢え無く閉店を余儀なくされました。
当時は、今のコロナ禍のようにゼロゼロ融資などはなく、運転資金もないので、やればやるほど、負債が膨らむと判断して閉店したのです。
わずか半年の営業でした。
そうなると、売上がないので、債務が確定します。建物取得税150万円、これ固定資産税120万円、前年度の事業税250万円、仕入れ業者の滞納金2,000万円、無煙ロースターなどのリース1,600万円、地代月68万円、銀行支払月120万円、従業員給与700万円を滞納することになりました。
これにリース代や地代は、毎月加算していきます。そうなると総額2億にもなりました。
この時に、私は重大なミスをして、精神的にも支障を来たしてしまったのです。
無給になり、多額の債務を抱え、今後の収入をどうするのか?
債権者の矢のような催促、この時は、スモールビジネスとしてラーメン屋などの小さな飲食店を展開していくという判断です。スモールビジネスと言っても店舗を出すには、1店舗2,000万円ほどかかります。
結局、債権者には、優先順位をつけて返済していきましたが、社員に対する給与は、翌月に速攻で返済したりしてラーメン店2店舗、あんかけパスタ店などを次から次、自腹を切ってオープンしていきましたが、巨額の債務を抱えてしまうと、小さな店舗では月に数十万円の支払いしかできなかったので、これが大きな失敗で、個人の預金も底を尽き、これから2年間も無給に陥ったのです。
家族から責められ、返済の目途もない。今のコロナで苦しんでいる人の気持ちは痛いほどわかります。
グローバルに見れば、焼肉店を閉店した時点で、飲食業から撤退しておくべきでした。
予期せぬことが起きると、人は近視眼的な考えに陥り、総額2億円の負債を抱えてしまうと、少しづつ返済と考えても遅延損害金の含めると、当初から返済はできないことを考えなければいけないことに気づきました。
あと3年で支払いは終わりますが、こうしたことで、25年も時間がかかってしまうということです。
この当時は、まだ経営コンサルタントとして独立はしておりませんが、もっと思慮深く考えて行動すればよかったと今でも思います。
しかし、これは今とやっては、物凄い経験になり、こういう失敗があったからこそ、「失敗しない経営哲学」を構築できて、クライアントに対し、適格にアドバイスができるようになったののだと思います。
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