経営コンサルタント毛利京申
WEB予約

名古屋を拠点に全国で活動する

名古屋を拠点に全国で活動する

2026/04/30

名古屋を拠点に全国で活動する
経営コンサルタントの毛利京申です。

先々週、湯治を兼ねて実家に帰省するついでに温泉巡りをしてきました。
友人の高齢者4人も同行したのですが、車椅子の方もいれば認知症の方もいる。
夜中に30分ごとにトイレに起きるので、こちらも寝不足。 湯治に行ったのか介護に行ったのか分からない旅でした。

さて今回は、 「宿の満足度はどこで決まるのか」 という話です。
今回泊まったのは、
建物もサービスもボロボロの湯治宿
北海道ブランド・登別温泉の大型ホテル
千歳空港近くの三セク温泉ホテル
この3つ。
結論から言うと、 一番満足度が高かったのは“三セクのホテル”でした。
理由は単純で、 宿泊費は40年前とほとんど変わっていないのに、コストだけが爆上がりしているからです。


今日は、そこで宿屋の満足度はどこを重視するかということです。
私は名古屋市内でホテルの再建を懇請されて自ら社長として経営してきたので、敏感です。
ホテルの宿泊費というのは、40年前とほとんど変わりません。
🧭 宿泊費は40年前とほぼ同じなのに、コストだけが爆上がりした
40年前(1980〜90年代)
• 一泊二食:12,000〜18,000円が一般的
• 高級旅館:25,000〜35,000円
現在(2020〜2026年)
• 一泊二食:15,000〜22,000円が一般的
• 高級旅館:30,000〜50,000円
つまり、 標準クラスはほぼ横ばい(+3,000〜4,000円程度) 高級クラスだけが上がった
しかし、この40年で…
• 人件費:1.5〜2倍
• 食材費:1.5〜2倍
• 光熱費:2〜3倍
• 建築費:2〜3倍
• 保険・法令対応:大幅増
これだけコストが上がっているのに、 宿泊費はほぼ据え置き。
これは宿側が「値上げできなかった」歴史の結果です。
そうなると食材をあげれなくなってしまうという現象です。
食材を削るしかなくなる
これが、今回の旅で最も実感したことです。
大型ホテルのバイキングは既製品が増える
天ぷらは職人がいないから揚げ方が悪い
ステーキは成形肉やもも肉で硬い
デザートはほぼすべて既製品
つまり、 宿泊費が上がらない=料理の質が下がる という構造ができてしまった。

🧩 なぜ宿泊費だけが40年ほぼ変わらなかったのか
① 旅行会社の“価格支配”が強すぎた
JTB・近ツー・阪急などが価格を決め、 旅館は逆らえなかった時代が長かった。
→ 値上げできない構造
② バブル崩壊後の「価格競争」
• 1万円台の格安プラン
• 平日割
• 直前割
• クーポン戦争
→ 値下げ合戦で単価が上がらない
③ 大規模ホテルの大量供給
巨大ホテルが増え、 「安くても客が入る」モデルが広がった。
→ 単価が押し下げられた
④ 日本人の“宿泊費は2万円まで”という心理
40年前の感覚がそのまま残り、 2万円を超えると高い という心理が根強い。
→ 宿側が値上げしにくい。
よって、必要経費が高騰しているので、どうしても食材を削る宿屋が増えるようです。
@だから三セクが一番満足度が高い
三セクは利益至上ではないので、
地元食材を使う
手作りが多い
清掃が丁寧
誠実な運営
結果として、 1.5万円でも満足度が高い。
今回の旅でも、 湯治宿よりも、登別の大型ホテルよりも、 三セクのホテルが一番“心地よかった”。
まとめ
宿の満足度は、
建物の豪華さ
温泉の規模 では決まりません。
料理の質と、誠実な運営。 これがすべてです。
40年前と宿泊費が変わらない日本の宿泊業は、 今まさに“構造的な転換点”に来ています。

 
🔍 深呼吸して相談はこちら → https://mouri-consultant.jp
#経営不振#販売促進#再起#老舗企業#挑戦#倒産#若者の働き方#SNS#X#事業継承#社員教育#企業再生#経営改善#早期解決#資金繰り#物流#建設#中小企業#企業再建#自殺


名古屋で物流業経営をサポート 名古屋で中小企業の廃業を回避

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。